ポリゴンウォークでRPGライクな空間を作る

「ポリゴンウォーク」の開発過程で常にイメージしているのは、RPGライクな空間です。

RPGではなく、RPGライクとしているのは、「ポリゴンウォーク」ではモンスターとの戦闘などゲーム性に関わる部分が省かれているからです。

「ポリゴンウォーク」はこういったゲーム性よりも世界観の表現を最も重視し、「イベント」という概念を取り入れました。

単なる仮想空間というのは、せっかくの3D作品がただの背景となりがちです。

結局はアバターの装飾やフレンドとのコミュニケーションが主となってしまう。

しかし、そうではなく、世界そのものに焦点を当てた仮想空間サイトが作りたいと思いました。

世界から何か情感やメッセージを受け取れる場にしたいと考えたのです。

今でも悩んでいるのがアバターをもっと匿名性の高いものとするか・・・です。

現状では顔部分に好きな画像をはめこむことができますが、世界に焦点をあてるというところで言えば、アバターは真っ黒な人型だけでもよいのではないかとも思っています。

現実とは別の世界に訪れた異邦人たち。

そこでは現実に存在する具体的な誰かを想像させないように、アバターはできるだけ抽象的な表現にとどめる。

個人的にはその方がわくわくする気もします。

ちょっと話がそれましたが、世界の方に話を戻しますと、世界観を演出する上ではただ空間だけではなく、ストーリーも必要であると感じました。

ストーリーは空間に意味や奥行きを与えてくれます。

イベントシステムはそのために取り入れた仕組みとなります。

この辺で具体的な制作についての話に入りますが、例えば、「ポリゴンウォーク」でRPGライクな空間を制作しようとするならば、

———————————————————————————–

1)フィールドマップを作る

2)町や洞窟、塔のマップを作る

3)フィールドマップと町や洞窟、塔のマップをイベントオブジェクト(移動イベント)で接続する

4)マップにキャラクター(トークイベント)やアイテム(アイテム取得イベント)を設置する

※イベント同士は条件指定で複雑なパターンを形成できます。

———————————————————————————–

大まかに言えば上記のような流れで制作ができます。

例えば、はじまりの町で会った人に、「塔の鍵が欲しかったら洞窟の奥にある石をとってこい」と言われる。

洞窟の石を渡すと塔の鍵をもらえるといった流れを制作することができるのです。

これによって、空間内で簡単なストーリーを構築できます。

サウンドノベルのようなものも制作は可能かと思います。

オープニングやエンディングについては、視点前に画像や動画のオブジェクトを置いたマップを用意して、移動イベントでマップを移動させれば実現が可能です。

是非「ポリゴンウォーク」を使ってクリエイターの皆様の世界観を表現して頂けたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>